基本のアドボ 2~3人前

フィリピンの国民的なおかず「アドボ」を、日本の食卓にもなじむようにアレンジしました。お酢の酸味をほどよく抑え、白いご飯と相性の良い、食べやすい味わいに仕上げています。

ポイントは、調理前に鶏手羽元を「ブライン液(塩・砂糖・水を合わせた漬け液)」に漬け込むひと手間。これにより、鶏肉がパサつかず、しっとりやわらかくジューシーに仕上がります。また、じゃがいもを加えて一緒に煮込むことで、ボリューム感があり、主菜として満足度の高い一品に。酢の酸味は加熱時にしっかりと飛ばすことで、まろやかなコクが生まれ、ご家庭でも作りやすい味になります。

アドボは家庭ごとに少しずつ味が異なるのも魅力のひとつです。フィリピンの食文化の豊かさを感じながら、ぜひ一度お試しください。