牛ゲンコツと牛すじからしっかりダシを取り、野菜と煮込んで作るフィリピン定番の家庭料理。
煮込む時間はかかりますが、素材の旨味がスープに溶け込んで、驚くほど奥深い味わいに。
アクや油を丁寧に取り除くことで、すっきりとした飲み口に仕上がります。
とうもろこしの自然な甘さ、煮崩れしにくいじゃがいも、シャキッとした葉物の食感まで楽しめる、手間をかける価値のある一品です。
ジャガイモは皮を剥いて2cm角に乱切り。たまねぎ、キャベツはくし切り。チンゲン菜は半分位に切る。
とうもろこしを下茹でする(薄皮だけ残し、水から中火でじっくり火を通す)。沸騰させたお湯を取り分けジャガイモを浸しておく。沸騰させたお湯に牛すじを入れ一度茹でこぼす。
牛すじを流水でよく洗い食べやすい大きさに切る。鍋をよく洗い、水から牛すじと牛骨を入れて中火で煮出しながらしっかりダシをとる。アクが出てきたらしっかり取り除く。余分な油も取った方が味がすっきりする。
アクが出なくなったら、たまねぎ、黒こしょう、パティスを加える。火をトロ火にして、2~3時間以上煮込む。できるだけ煮立たせないで、ゆっくり煮込む。肉がやわらかくなるまで煮込む。
スープに牛の旨味がしっかり出てきたら、コーン、じゃがいも、キャベツの順で火を通しながら煮込む。チンゲン菜は最後に入れてサッと火を通す。
味見して、塩で味を整えたら完成。
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